すでに暑くもなく、カラッと晴れた秋の空の下。
職場へ向かう途中、歩道で信号待ちをしていたら、見知らぬ車に
パッ、パッ、と軽くクラクションを鳴らされました。
自分には鳴らされるような心当たりもないし、何人かが信号を待っていたので
他の人に鳴らしてるんだろうと、そちらを向かずに信号を見つめていると
「○○君の奥さん」
と声を掛けられて、一瞬頭が混乱しました。
○○は、旧姓です。
元ダンナの名字。
慌てて車の方を向くと、元ダンナと自営の仕事を共同で経営していた人でした。
「旦那さんは元気?」
と、その人は続けて聞いてきたのですが、すぐに信号が変わってしまったので
こちらも「はい」などと言いつつ簡単に会釈だけするうちに車は発進して
その場は終わりました。
どうやらその人は離婚のことを知らないくらい、元ダンナとは行き来が無さそうです。
でも、向こうの関係者と会うと、今でも冷や冷やしてしまう自分がいて
もう出来るだけ出会いたくないと思ってしまうのでした。
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