今朝、猫缶を開けるときに、右手の中指の爪が大きく欠けてしまいました。
お椀のような形で、深爪ギリギリです。
元々爪が薄い体質で痛くはないけど、お客さんにお釣りを渡すときに見た目がよくないので
仕方なく他の爪も少し短めに揃えました。
早く伸びてくれないかな…
土日はいつものように学生の子が多いのですが、パートさんとは違って、彼らはとくに
違うバイトをしようとは思っていないようです。
彼らにとって、ここでの仕事はあくまで小遣いや学費稼ぎの一過性のもので、将来は
他の仕事をするのでしょう。
これからいくらでも可能性があるのは本当に素晴らしく、羨ましい限りです。
自分にもそんな頃があったはずなのに、遠くてなんだか薄らぼんやりしています。
あの頃から今まで、まあいつも頑張っていたわけではないけど、ずっとダラダラしていた
わけでもない人生を何十年も送ってきました。
頑張るときには精一杯やってきたつもりだけど、頑張る方向性を間違えたことは何度もあって
それはずっと尾を引いています。
一番後悔しているのは、若い頃に自分を大事にしなかったことです。
別に身持ちが緩かったとかの変な意味ではありません。
今思えば周囲に問題があったのに「自分が我慢すれば」と思うのは本当にダメです。
自分に問題があるときは仕方ないのですけど、ろくでもない周りのための自己犠牲は
害しかありません。
とくに若い頃の自分の人生の基盤を作るときにそれをやってしまうと、若さを失って
やり直すチャンスが減ってからとても苦労します。
そうなっても周りは責任を取ってくれないし、自分の責任だけが残るのです。
もしあの頃の自分がいたら、挫折やトラブルで人間不信になるようなことが起こっても
自棄を起こしたり、盲目的に周囲の言うことを受け入れたりせず、一度無関係の他人に
なったつもりで自分の立場を冷静に見るように言ってやりたいです。
今の子はしっかりしてるし、私なんかがどうこう言うような立場でもないけれど
もし何かあっても自分を大切にして欲しいなあと思います。