休みが終わって、また一週間、働く日々が始まります。
天気予報は悪くなかったのに外は真っ暗で、車が水を跳ねる音が響いてきました。
木曜日は基本的に午前の飲食店パートは休みで、午後からの販売店パートだけです。
でも今日は朝11時から販売店のパートに出ています。
朝、店長さんから電話があって
「急に2人欠勤して人手が足りないから、今日だけ早めに出てもらえないかな」
と打診され、承諾したからです。
今日は午前11時から4時間働き、3時から1時間休憩して、午後4時から4時間働いて
いつもと同じ午後8時に帰宅する予定。
弁当を作る暇が無かったのと、休憩時間が中途半端なので食欲が起きず
職場でランチパックと牛乳を買って、適当に済ませました。
久しぶりに少し品出しを手伝ってお昼時のレジに入ると、この店で1日7時間
フルタイムで勤めていた頃の感覚が蘇ってきます。
それと同時に、頭の中の別のどこかで
(こんな働き方は今日だけ、元には戻らない)
と、違和感を感じる気持ちもあって、何だか幻を相手にしているような、妙な気分になります。
まだ始まって1ヶ月経つか経たないかだけれど、2つのパートを掛け持ちする生活が
自分にとって本当の生活として馴染み始めているのでしょう。
また木曜日に頼まれれば断らないけれど
(本当はここでフルタイムのままで働きたかった)とか
(時間を削られて辛い)みたいな感情が全然わかなくなって
ただの職場の一つになっているのに、自分でも少し驚いたのです。