陽射しの下を歩く真昼。
日焼けカバーをせずに、うっかり腕を焼いてしまいました。
それでも両手を振って歩きたいから、日傘よりは帽子派です。
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今日はかなり久しぶりに、いつもの美容院に行ってきました。
ここにはかれこれ10年以上お世話になっているのですが、コロナで三密状態になる不安や
こちらの無職期間が長引いたため、ずっと行っていませんでした。
でも、ここは少人数でやっているのと、場所が駅に近いビルのテナントで
家賃がかかりそうなので、店を畳んだりしないかずっと心配していたのです。
予約の電話を掛けた時、ちゃんとお店に繋がってホッとしました。
ただ以前は、なかなか希望の時間に予約が取れなかったのが、今回はあっさり取れ
やはりお客さんは減っているようです。
お店に行くと、いつもの美容師さんが現れ
「久しぶりー、元気でした?」
と、いつもの調子で明るく話しかけてきました。
しばらくブランクがあったこともあり、施術中もいろいろと話は弾みます。
美容師さんによると、北海道は他より非常事態宣言が早めに出たこともあって
3月あたりからすでに経営はかなり厳しく、一時は店を諦めることも
視野に入れていたそう。
それでも、自粛が解除になったあたりから、少しずつ馴染みのお客さんが戻り始めて
今も元通りとはいかないけれど、売上は以前の7~8割ほどにはなっているようです。
こちらも派遣を辞めたことや、10年前にいた職場に戻っていることなどを話すと
「やっぱりストレスの多いとこより、大変でも精神的に楽な仕事の方がいいですよね」
との返事が…
下の弟やAさんに同じことを話したときには、心配されると同時に
「派遣を辞めるべきではなかった」
という論調だったため、道を誤ったのかと悩んだ時期もあります。
赤の他人だから気楽に言えたのもあるかもしれませんが
私としてはちょっと心強く思いました。
美容師さんはフランクに、だけど真面目に
「今は経費を削ったりして大変だけど、何とかして売り上げを元の数字に戻したい」
と言っていました。
そういえば、いつもなら手渡される雑誌が最新号だったのに
その時は3週間くらい前に出た本です。
こちらとしては普段読まない雑誌なので、多少古くてもどうということは無いのですが
こういう細かいところから経費を削っているのでしょう。
全ての工程が終わり、手鏡を持たされて頭の後ろの方まで確認。
今回も満足の仕上がりになりました。
当分の間、厳しい状態が続くでしょうが、何とか苦境を乗り越えて
お店を続けていって欲しいと心から思います。
こちらも頑張る力を分けてもらったような気がした一日でした。