月が替わりました。
10月生まれのうちの猫は、15歳になります。
記念すべき誕生月だけれど、今が正念場。
この先も数年単位で一緒に暮らせるか…大きな分かれ道です。
昨日は朝から気もそぞろで、仕事中も血液検査のことで頭は一杯。
午後の診療時間が始まると、すぐに掛かり付けの動物病院に電話をしました。
受付の人から先生に代わるまでの、保留のオルゴールが長く感じられます。
電話口に出た先生に、うちの猫の血液検査の結果を簡単に教えてもらいました。
「まず腎臓の数字があまり良くなかったのと、肝臓のALTという数値が
通常の1.7から1.8倍ありました。
手術自体は受けられますが、その2、3日前に点滴をする必要があります。」
そして点滴の予約を土曜日、手術の予約を火曜日に取ることに。
土曜日に来院した時に、費用等の説明もあるそうです。
また、何日も入院するかと思いきや、日帰りか状況によって1泊くらいで済むとのこと。
とりあえず手術自体は可能なようで、少し安心しましたが…
やはり不安の方が大きいです。
最初に病院に連れて行ってから、手術まで結構日数がかかるので
その間にも進行してしまわないかとか、手術が成功するかどうか。
手術後に家でどんな状態で様子を見ることになるのか
そして治療に伴う費用がどれくらいになるのか…
でも、このまま何もせずに、最悪の状況を迎えるわけにはいきません。
最初に猫を引き取ることになった時、絶対に最期まで面倒を見ると決意しました。
それを今さら覆すわけにはいかないのです。
たったこれだけの文章に、2時間半以上もかかっています。
パソコンに向かうたびニャーニャー鳴かれ、ずっとかまうようにせがまれるのです。
もしかして、残された時間を無意識に自覚しているのか
病気で以前と違う体調になっていることに不安を感じているのか
それとも何も考えていないのか…
今も玄関側でずっと鳴いているので、様子を見てきます。