積もった雪も、昨日の午後からの雨に解け流れ、いつもの風景に戻りました。
空は晴れ、それでも外の気温は一桁のまま。
ファンヒーターの効きが悪くて、設定温度を上げました。
まだ冬の玄関先に立ったばかりだというのに、先が思いやられます。
昨日は在宅の仕事を納品し、買物を済ませた後、派遣会社から送られてきた年末調整の
書類に向かいました。
給与明細の他に用紙が6枚も7枚も入っていたので、なんだか難しそうなイメージだったけれど
よくよく内容を読むと、離婚して扶養家族がいない者にはほぼ関係がありませんでした。
うちにも扶養している家族はいますが、尻尾が生えているので対象外です。
提出する書類も2枚だけ。
名前と住所や電話番号、マイナンバーなどを記入し、送って終わりです。
あまりのあっけなさに拍子抜けしてしまいました。
もっとも年末調整が関係ない代わりに、確定申告の方はガッツリやらなければいけませんが…
これまで年末調整とは無縁だったので知らなかったのですが、書類の見本を見ていて
『寡婦』は普通の『寡婦』と『特別の寡婦』と2種類に分かれているのを初めて知りました。
一般の『寡婦は』夫と離婚、または死別をしたあと自分の収入で扶養家族を養っているか
もしくは夫と死別して年収が500万円以下の女性。
『特別の寡婦』は夫と離婚、または死別をしたあと自分の収入で扶養家族を養っていて、且つ
年収が500万円以下の女性。
派遣で働いていて、寡婦に該当する人はほとんど『特別の寡婦』の方じゃないでしょうか。
私は独り者なので、パートの掛け持ちから派遣に移って
(仕事は厳しいけど、生活は安定してきたな)
などと、どこかのんきに構えていました。
でも同じ労働時間、同じ時給でも、シングルマザーで手取りが13~14万円台だと
児童手当を含めても、かなり厳しいだろうと思います。
職場にいるシンママの派遣仲間の人の顔がチラッと浮かびました。
歳は若いけれど、無口でいつも疲れた様子です。
派遣会社が違うので、そこまで交流はないし、私が言うのもおこがましいのですが
苦労をしている人は、何らかの形で報われてほしいと思ったのでした。