昨夜また雪が降って、少し積もっています。
それでもまだ自転車に乗っている人がチラホラいたりして、すぐ傍を通られ、怖い思いを
することもある今日この頃。
本物の冬が来るまでは、こういう日々がまだまだ続いていくのでしょう。
出勤時間が遅いと、自分の席が決まっていないことがよくあります。
そんな時は開いていそうな席に自分で判断して座ったり、そのブロックを担当するSVさんに
座る所を確認してもらったりするのです。
昨日、1ヶ所だけ不自然に空いている席があり、一瞬違和感を感じたけれど、SVさんに
「ここ、いいですか?」
と聞いて、承諾を得たので座ったのです。
しかし最初の電話を受けた瞬間、とても後悔しました。
お客さんの声が、ダンボールを10枚重ねた向こうにいるくらい、聞き取れない席でした。
おそらく普段だったらやかましいくらいのボリュームで繋がっているであろう電話でも
普通よりちょっと小さいくらい。
普通より小さく繋がっているときなどは、相手が声を出しているのがやっとわかるレベルでした。
電話を受けるたびに
「大変申し訳ございません、お電話がかなり遠いようです」
と何度もペコペコしながら謝罪をしました。
ヘッドセットの耳当てをぐっと耳に当てて、右耳は手で押さえて他のオペレーターさんの声が
入らないようにしながら、仕事をしたけれど…
何度も聞き返されて、お客さんも機嫌が悪くなるのが分かるし、始業1時間くらいで
家に帰りたくなってしまいました。
しかし、それを繰り返しているうち、ちょっとした発見をしたのです。
右耳を抑える手を、完全にギュッと押さえつけるのではなく、外の音を遮りつつも
耳と手のひらの間に少し空間を作ってやると、なぜか左耳の電話の声が、ほんの少し
聞きやすくなります。
それでも普段より頭ペコペコ状態でしたが、何とか多少は気を取り直して、一日の仕事を
終えることができました。
もう2度とあの席に座るのはごめんです。
でもこればかりは運なので仕方がないですね…