今日は何故だか、やたらと喉が渇き、仕事帰りに家の近所の自販機で
何か飲み物を買うことにしました。
いつも持ち歩いている赤い小銭入れを開くと、中身は10円玉が2枚。
黙って小銭入れをバッグに戻し、自宅マンションの階段を上りました。
今朝、寝不足の頭を抱えてフラフラ出勤すると、守衛室の前に靴とサンダルが
並んでいました。
その光景に一瞬、違和感を覚えたけれど、そのまま
「おはようございます」と部屋に入ると…
守衛さんが2人いました。
1人は先日入ったばかりの新人さんで、もう1人は全然知らない人です。
新人さんの方がこちらに気付いて話をするには
「あ、今度◯◯さんがあと2回来たら辞めるんで、この人が入れ替わりで
入るんですよ」
とのこと。
3人いる守衛さんのうち、これで2人が辞める訳で…
清掃もだけれど、こちらもなかなかの定着率の低さです。
思えば前にいた守衛さん達にも、随分と愚痴を聞かされたものでした。
「仕事がきつい」
「スケジュールが厳しい」
「低く見られている気がする」…etc。
それでもちゃんと次の人が決まっている分、清掃よりはずっとマシですが。
それにしても新人の守衛さんは、まだ入って日が浅いのに
もう次の人に仕事を教える立場になってしまって、ちょっと気の毒でした。
説明しながら、自分もマニュアルと首っ引きです。
もし私が今の職場に勤めて1ヶ月で誰かに教える事になったら
恥も外聞もなく逃げ出したかもしれません。
そう言えば、仕事を終えて帰る頃になると、以前、監視カメラを見ていた若い男性が
今日も同じように監視カメラの画像を見ていました。
ということは、やはりこの人はうちの会社の営業さんで、新しい守衛さんの件で
来ていたのでしょうか。
ここの現場に来る営業さんは、課長さんやS木さんとは話をするけれど
パートの者とは会話しないので、よくわかりません。
理解に苦しむ事も多い職場ですが、ここまで来てしまった以上
簡単に辞めるのは難しく、当分はこの状況に甘んじるしかなさそうです。