Yさんの名前がない

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肌寒いけれど、ヒーターを点けるほどでもない今日この頃。

自分は着るものを1枚増やし、猫用には小さいホットカーペットを点けることにしました。

あとひと月もすれば普通にファンヒーターの出番が来るし、もうしばらくは

これと布団でしのいでもらいます。

 

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今の職場に、私と同じ時期に派遣されていた人は、もうほとんど残っていません。

私とYさんだけ。

…のはずでした。

 

でも、どうもYさんもここを去ってしまったようなのです。

 

私たちのしている仕事を専任でやっている人数は少ないので、出勤日も勤務時間帯も

バラバラに配置されています。

 

最初の1カ月は比較的近いデスクで仕事していましたが、翌月からは出勤してもほとんど

顔を合わせることが無くなっていました。

 

とはいえ私が週5日出勤でYさんが4日出勤。

週に何日かは出勤日が重なるはずです。

 

それがYさんの名前が座席表に載っていないのに気が付いたのは、今週になってから。

自分の席を探しながら、ふと(そういえばYさんは来てるかな)と思ったら、名前が無いのです。

まさかと思いながら、そこから出勤するたびに確かめて、確信に変わりました。

 

一瞬驚きましたが、よく考えたら驚くことでもないような気もします。

正社員でもない派遣社員で、社保なども派遣会社との契約。

いざとなれば9月末で更新をせずに、他の仕事を紹介してもらうこともできるわけです。

 

60代になって蓄えがあり、生活に困っていなければ、何かと人に頭を下げるような仕事を

無理に続ける必要はありません。

 

Yさんがたまに「後がない」と冗談めかして言うことがありましたが、それは

しっかり働ける年数の残り少なさみたいなものに限ったことでしょう。

 

改めて、自分には残り時間の少なさに加えて、家族もない、蓄えもそれほどない

本当に後が無いのだと実感することになりました。

 

それでも、こういう生き方しかできなかったのは自分の責任。

甘んじて受け入れて、今の暮らしを送っていくしかないのです。

 

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