朝、ごみを捨てに表に出たら、雨に湿った空気が冷気を帯びています。
初秋から一気に晩秋へ、時が流れたように感じました。
でもまだ10月上旬、「寒い」という言葉を使うのはこれからです。
季節が移ろう時期に困るのが服です。
オフィスに入ってしまえば、22~3℃くらいに保たれているので
あまり厚手でない長袖に厚手の上着を着て、職場で脱げばいいのですが
私はその『あまり厚手でない長袖』を、案外持っていないのです。
次の給料日までは何とか持たせたいと思っていたけれど、昨日ロッカーのところで会った
同じ部署の人と、トップスが被ってしまいました。
色柄が似てたどころではなく、間違いなく同じ店で買った、完全に同じ商品です。
互いに「あっ」という感じだったのですが、会釈してその場を離れました。
席や時間帯が離れているので、挨拶をする以外に口を利くことはほとんどなかった人ですが
すれ違うまで同じものを着ていることに、全く気付きませんでした。
元々ワードローブが少ない方ですが、これで職場に着て行けない服が1枚増えてしまいました。
自分の服だし、堂々と着ていけばいいのかもしれませんが、あの「あっ」という瞬間の
気まずさを何度も味わうのは避けたいところ。
もう1人の人が着て来なくなっても、私が着ていたら複雑な気分になるでしょうし
憂いの種はまかない方が安心です。
思えば今まで働くときは、ほとんど制服ばかりでした。
私服だとこういう面倒臭さもあるんだなあ…と思いながら、家にあった通販のカタログを
なんとなく眺めています。
仕事を終えて、すでに8時を回っていると、なかなか実店舗で服を見たり出来ないのが
悩みの種です。