昨日も最高気温は20℃を割って、夕方窓を開けていると肌寒くなりました。
テレビも何も見ない一日。
視線の先には、自分の寝床で、うずくまる猫。
午前中に動物病院から帰って、ずっとこんな感じです。
このところ食欲がないと思っていたけれど、土曜日から食べ物を受け付けなくなって
嘔吐が続いていたので、日曜の午前中に病院へ連れて行きました。
こんなに具合が悪くても、ペットキャリーに入れるときには抵抗を見せましたが…
家から病院までは200mくらい。
猫が中で動かないせいか、それともこのところめっきり痩せたせいなのか
キャリーが普段よりもずっと軽く感じられます。
動物病院の方もコロナの影響か、患者数は少ないようで、待合室は私たちの少し後に
犬を連れてきた人だけでした。
普段ワクチンなどの注射の時は、ずっとニャーオニャーオ鳴きっぱなしなのに
今日は全く鳴かず、猫自身も不安でしょうがこちらも不安になります。
すぐに診察室に呼ばれ、まず体温と体重を計りました。
熱は平熱でしたが、体重が1.7㎏くらいまで減っています。
若い時で3㎏、歳をとってからも2㎏台前半で推移していたのに…
先生に病状を聞かれ、食欲がないこと、嘔吐をすることなどを話しました。
すると先生は
「血液検査をするので、待合室で待っていてください」
とのことで、診察室を出て待合室に行って少し経ったとき、猫の絶叫が聞こえてきて
耳を塞ぎたくなりました。
しばらく待っていると、先生が猫をキャリーに入れた状態で連れてきて
「現時点だと腎臓と肝臓の数値は若干高めです。
高めでもすぐ具合が悪くなるほどの数値ではないのですが…」
と言いました。
続けて
「正式な検査結果は明日になります。
夕方以降に電話を下さい」
と言いました。
受け取ったキャリーの中の猫がますます弱っているように見えて
「今日の時点で何か治療は出来ないでしょうか…?」
と尋ねてみると、先生は
「今日は皮下注射で1日分の栄養を入れて、あとは薬を出すので
1日2回飲ませてください」
とのことで、もう一度診察室に戻って注射をしてもらい、薬を受け取って帰宅。
部屋について、すぐキャリーから猫を出すと、自分で寝床によろよろと戻っていきました。
他が痩せて小さくなっているのに、皮下注射を受けた左腕あたりだけが
筋肉隆々になったように大きく膨らんでいます。
何ともアンバランスで、本当に大丈夫なのか、心配になってくるけれど…
薬を嫌がって飲まないので、何とか飲ませなくてはなりません。
私にはそれ以上何もしてやれなくて、情けないのですが。
これから夜が明けたら、仕事で家を空けるのが不安でなりません。
5時間勤務だから、まだマシとはいえ…
仮眠したらすぐ出勤。
仕事を終えたら即帰宅したいと思います。