雷さえ伴うような大荒れの猛吹雪から一転、穏やかな晴れ模様。
今日も朝5時半から仕事をしてきました。
家に着くといつもクタクタで、着替えて昼ご飯を食べ、1時間ほどゴロゴロして
ようやくパソコンの前に向かえる程度に回復します。
そういえば、共通テストでマスクから鼻を出し、何度も注意されても正さず
退去させられた受験生のニュースを見て、最初は驚いたのですが…
その受験生が40代と聞いて、なんだか納得しました。
背水の陣で受験勉強してきた現役や一浪二浪の若い人だったら
そんなに何度も言われる前にさっさと鼻をマスクで覆って、試験に集中するはず…
件の40代の周囲にいた他の受験生は、集中力をそがれて気の毒だったと思います。
実際のところ、くしゃみの飛沫は鼻からも出るそうなので
鼻マスクはやはりちょっと怖いです。
T中さんとY崎さんは鼻マスクですが…
今所属している清掃会社からは、勤務中の鼻マスクは禁止と指示が出ているので
その2人以外は一応毎日鼻までしっかりマスクで覆い
その上からフェイスシールドを装着して、掃除をしています。
ただマスクと違って、フェイスシールドはどこまで効果があるのかは疑問です。
ネットで調べても、飛沫感染の予防はあまり期待できない様子。
しかも、フェイスシールドをするようになってから、あちこち疲れるというのは
うちの清掃員、全員の意見が一致しています。
今日、仕事を終えて、道具のかごとモップを持ってヨロヨロ階段を下りていくと
道具入れの前で、S木さんが猫背でかごに紙類を補充していました。
以前はもっとしゃんとした姿勢で作業していたので(あれ?)と思っていたら
こちらに気付いたS木さんがシールドを指先でつまみ、振り返って言いました。
「なんかコレするようになってから、すごい疲れない?
息苦しくて身体も疲れるし、目がショボショボする」
同意すると、S木さんは「やれやれ」と言いながら、階段を下りていきました。
そんな感じで現場では不評なフェイスシールドですが、一つ効果があるとしたら
“装着していないよりは、コロナ対策に力を入れているように見える”
ことでしょうか。
病院のような場所だと特に、そういう面で手を尽くしているように印象付けることが
大切なのでしょう。
実際に使う側としては厳しいけれど、マスクとフェイスシールドの2枚重ねは
当分続きそうな予感がします。