今日は日曜日。
先月壊れたパソコンの中から、修理店が取り出したデータをUSBメモリから
新しいパソコンに移していました。
どの程度無事に残っているか、確認したけれど、ファイル名が無事でも
開くとデータが壊れていて、画像が半分以上灰色になっていたり
動画が再生できなかったり…
気に入っていた猫の写真が数枚ダメになっていて、ガックリしながら
残った画像をDVDに移して、こんなことなら元気なうちに
もっと写真を撮って、ちゃんと保存しておけば良かったな…と思いました。
元々そんなに写真を撮っておらず、また昔は
(写真なんて、今撮らなくてもいつだって撮れる)
(今こうしている感覚こそが、本物。
写真は一瞬を切り取っただけのものでしかない)
そんなことを考えていたのですが…
共有する人がいない体験は、自分の頭の中にしかありません。
しかも頭は年齢と共にポンコツになって、使わないモノから
ポロポロこぼれて消えていきます。
さっきも『USBメモリ』という言葉が出てこなくて、ググってしまったくらい。
そして、何より時間が全てを押し流すのです。
自分も動物も老いて、存在を失っていきます。
だから、記憶以外に記録を残さないと。
そう思うようになりました。
このブログはもちろん、続けられる限り続けていくし
それ以外にも、消したくないものがあれば、積極的に残すようにしたいです。
残したところで見るのは自分だけかもしれないけれど
消えかけの思い出をもう一度頭の中で形作って、脳の片隅に置き直す
手助けくらいにはなるだろうと思います。