働いていないと、一日があっという間です。
働いていた時も一日はすぐに過ぎていたけれど、『すぐ』の種類が違います。
中身が詰まった重い時間と、スカスカの軽い時間。
肩が重い荷物を提げられるようになったら、動き出したいと思います。
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先週の天皇誕生日、最後に出勤してから、1週間が経ちました。
最後の日は仕事が終わって帰宅して、真っ先に洗濯機のところに行って
いつものように着ている制服を脱ぎながら
「そういえば、もう洗う必要はないのかもしれない…」
と思ったけれど、そのままの勢いで洗濯機の中にシャツとズボンを
順に突っ込みました。
そして乾いた制服を、いつものようにクローゼットの一角に
畳んでしまったけれど…
燃えるゴミの日が来て、制服等の仕事にまつわる一切合切を
ゴミ袋に入れました。
いつも使っている10ℓの袋を切らして、20ℓの袋しかなくて
袋に余裕があったと言うのもあります。
別に迷う必要なんかありません。
あの清掃のパートはもう辞めたのです。
辞めたくて辞めた仕事です。
私服としては使えない、1回着る度に洗濯した、よれよれの制服。
通勤に使っていた、雑誌の付録だった小ぶりのトートバック。
勤め始めた頃にもらった、折り目の付いたマニュアル。
そのマニュアルを見ながら自分でコンパクトにまとめた覚え書き。
1年半使ったペットボトルカバー。
百均で買った結束バンドやブラシ。
全部まとめて捨てました。
ほとんどはもうボロで、惜しむ必要も無いモノばかり。
だけど、この一年半の苦労と、それなりの創意工夫と、思い出が詰まっています。
辛い仕事だったけど、全てが無駄ではなかったはず…
いずれまた仕事を探さなければいけないし、清掃を選ぶ可能性は低いけれど
この一年半の経験が何らかの形で生かせたら…
そんな事を思いながら、ゴミ袋を左手に提げて、玄関を出ました。
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