無駄を出すなと言われても

仕事中、たびたびお客さんの要望で品物を包装します。

包装について職場でうるさく言われていることは

「１に見栄えよく包む、２に（包装紙などの）無駄を出さない」

ほとんどのものは普通の箱なので、特に問題もなく包装しているけれど

一部、円筒形などのイレギュラーな形をしている商品の包装…

これがほんと苦手でたまりません。

しょっちゅうやっているなら多少は慣れるかもしれないのだけど

その品物、あまり売れ筋じゃないのです。

でも忘れた頃、贈答用に買うお客さんがいたりするので油断できません。

包装紙の無駄もできるだけ出さないように気を遣っています。

でも、どちらかといえば、ラッピング中の失敗よりも

お客さんが包装を頼んだ後で「やっぱり別の品物にしたい」という

ことのほうが多かったりして。

今日のあるお客さんが、まさしくそのパターン。

円筒形を四苦八苦しながら、なんとか見られる程度に包装が終わって

ホッとした途端に

「あっ、やっぱりそっちの大きい方が…」

後から言われたその商品を包んでお渡ししましたが、先に包んじゃった方は

どうしたらいいの…賞味期限のシールも貼っちゃったから

今日中に売れないと包装紙はゴミ箱行きだよ。

普通の直方体の箱を包んだものなら、何とか次にも使えるけど

両端がシワシワだからもう使えないし…

店長はいないけど、ゴミ箱見たら、遅番さんが黙ってないよ。