うっかり番号を確認しないで出てみると、母方の伯母からでした。
弟から私が入退院したことを聞き付けたようです。
病名や入院中のことや、退院後のこと、仕事を辞めたこと。
それぞれを一通り説明すると
「あんた、そんな遠くに独りでいるからあかんのだわ。
こっちに帰って、ちゃんとした人と再婚せな」
そう返す伯母。
ああ…やっぱりそういう話かあ。
確か離婚してすぐのときにも、そんな電話がかかってきたっけ。
前は仕事をしていたから、「自力でやっていくから」なんて
多少は強気なことを言えたけど、今は…
「でも持病があるから、そう簡単に相手は見つからないと思うし」
「ぶくぶく(に太っている)だから、会ってもすぐ断られるよ」
などとのらりくらりとかわして電話を切ったけど…
やっぱり早く仕事が出来るようになりたい。
いい歳だし、初婚のときを思えば、もう結婚生活に夢も見られない。
独りで猫と暮らしていく方が、心が休まるのです。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は9月6日に更新されました。

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