だんだん気温が上がってきましたが、湿度が低いせいか、まだしのぎやすい暑さ。
扇風機の首を回して、部屋中に風を送っています。
猫が丸くなっているのは涼感マットの上で、一応効果はあるようです。
100円ショップで買った物だったので、値段的にどうかと思っていたけれど、ひと安心。
午前中に買い物に行ったら、スーパーの店先に特設売り場があって
鰻のかば焼きやうな重などがたくさん売られていました。
土用の丑と書かれたPOPとともに…
鰻は好きですが、ここ数年は年に1回も食べていません。
さすがにあの値段では、気軽に食べるには贅沢すぎます。
『土用の丑』という大義名分があって、かつ財布に余裕があるという条件が揃えば
手を出さないでもない、くらいな感じです。
でも…
土用の丑でなければ、積極的に鰻を買う気にならないけれど
土用の丑でなければ、値段がもっと安いのに…
知ってる店では大抵、土用の丑は鰻の値段が普段の2割から3割増しになります。
普段の値段でも躊躇するのに、1匹2,000円近くまで値が上がっていたら
とても手が出せません。
いっそのこと『うな次郎』でもいいかと思い、練り物が売っているコーナーに行ったのですが
うちの近所のスーパーにはありませんでした。
悩んだ挙句、買ったのは、エスビーの『さんしょうの粉』。
ぶりの照り焼きにでもかけて、わずかながら蒲焼きっぽい要素を加えてみようかと。
家族がいれば、本物を奮発したかもしれないけれど、1人で家で食べる食事に
そこまで予算をかけると、あとあと後悔してしまいそうなので、やめておきます。
食には「食べ甲斐」と「食べさせ甲斐」があって、この年齢になると両方が満たされて
初めて満足できる気がします。
どちらか片方しか満たされない食には、たくさんのお金を使いたくないのです。