入れない部屋が増えた

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曇って晴れて、雨も雪も降った、せわしない一日。

厚い灰色の雲の上には、青空が垣間見えました。

そろそろエアコンだけでは力不足だけれど、灯油ヒーターでは暑くなり過ぎて…

室温を見て、交互に使っています。

 

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仕事場に出勤すると、まず体温を測って記録。

次に壁にかかっているホワイトボードを確認することになっています。

ボードには前日に回された清掃員宛ての連絡事項が書かれているのです。

 

今朝、そこを見ると、『注意!』と書かれた病棟の部屋番号が

1つ増えていました。

私が担当する階にある病室です。

軽く緊張が走りました。

 

S木さんがボードを見て

 

「いよいよ◯階にも来たねえ。

間違って入ったりしちゃだめだよ。

うちの会社ごとクラスタになったりしたら、目も当てられないからさ」

 

と言いました。

 

5時間勤務になってから、早朝は手術準備室や医局、倉庫など

専門性のある場所の清掃をして、入院患者さんの朝食が終わった辺りの時間帯からは

病室の清掃に入っています。

 

患者さんが出すゴミも回収することになっており、ある意味『感染の可能性』に対して

けっこう近い場所にいるのです。

患者さんがゴミ箱に入れられなかったゴミを拾うこともありますし。

 

もちろん『注意!』の部屋には入らず、清掃もゴミの収集もしません。

ただ、たまに人の出入りがあって、扉が開いていることがあって

そんな時に部屋の前を通りかかると、警戒してしまいます。

 

今、早朝の新しく掃除することになった部屋に関してはS木さんが

付き添ってくれているけれど、病室はこれまでとやることが同じなので

一人で行動しています。

 

実際のところ、感染する可能性自体はどこにでもあると思っていますが

“そこにある”というのが分かっていると、その部屋の号数が見えただけでも

ドキッとします。

 

不安の種が自分の日常にあるのは、やはり怖いもので

例の病気が、早く確実に治るものになってくれるのを願うばかりです。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

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