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表情が暗いと言われる

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9月に入ってしばらく経つのに、気温も湿度も真夏のような一日。

下を向けば汗が目に沁み、思わず眉をしかめて作業に当たりました。

早く暑さを抜け出して、秋の風を感じたいところです。

 

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マンションの清掃の方は、基本的に人と会う頻度が少なく、仕事も身に付いているので

特に大きな波乱はありません。

 

ただ、病院の仕事の方が始まってから、体力的な面でかなり疲れるようになりました。

期間限定だと思えば何とか耐えられるし、マスクをずっとしているので

くたびれた顔を晒すわけでもないので、作業中はとくに問題はないのですが…

 

一通り仕事が終わって休憩室に戻り、M村さんと休んでいるときのこと。

 

水分を補給するため、家から持ってきた麦茶を飲もうとして、マスクを顎の方にずらすと

M村さんが驚いたように声を上げました。

 

「ちょっと、くるさん、顔色悪くない!?

表情が暗いよ?大丈夫!?」

 

疲れて関節が軋んでいたけれど、とくに熱っぽいとか、ふらつくような症状はないので

 

「いや、すごい疲れた感じだけど、とくに病気とかじゃないよ」

 

と答えましたが…

 

その後にトイレに行ったら、洗面台の鏡の中にいたのは

(どこのおばあさん?)と一瞬思うような自分の姿。

 

青白い蛍光灯の光の加減もあるのかもしれませんが、自分でもギョッとしました。

疲れのせいか以前に比べ、まぶたがちゃんと上がっていない感じです。

 

(これはM村さんもびっくりするわ…)

と思いながら、用を足して休憩室に戻りました。

 

その後一旦自宅に帰り、昼食を摂って一休みした後、家から徒歩5分の病院へ。

距離は近いのに、トボトボと歩く足取りは重く感じられました。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

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