今日も暑くなるかと思っていたけれど、だんだん雲が増えた空。
そこまで暑くもなく、直射日光もさほど気にならず、気持ちよく外回りの清掃ができました。
帰宅中、通り雨に降られましたが、仕事中でなくて良かったです。
そういえば10年前はこのマンション、3人が週3~4日勤務で清掃を担当していました。
面積が広く、時間も清掃の割に長めだったので、高齢の人向けに
1人当たりの出勤日を減らしていたのだと思います。
その後、3人の内の1人が住人のサボテンを持って帰ってしまい、クビになったので
2人体制に変わったのですが、今でも体制は2人のままでした。
毎日就業時間の20~30分前に作業を終えて、M村さんと2人、休憩室で話をしていると
だんだんプライベートなことも話題に出てきます。
私も離婚のことやそれに至った経緯などを話したし、M村さんからもいろいろ話を聞きました。
M村さんは主婦ですが、旦那さんが年金生活になってから再就職しないで家に居るため
経済的に不安なのでパートに出ているそうです。
驚いたのは、M村さんが清掃のパートをした後、午後から1~2時間ほどチラシなどを
郵便受けに入れるアルバイトもしていることでした。
一日中歩き詰めなのではないでしょうか。
息子さんが東京の方で家庭を持って、なかなか会えないので
祝い事などがあったら、少しでも何か送ったりしたいとのことでしたが…
いろいろ話を聞いていると旦那さんにモラハラを受けていて
家に居辛いのではと思ったりもします。
例えばM村さんが買物から帰るとレシートをチェックしてケチをつけたり
湯船のお湯の量が栓に付いている鎖の何センチくらいまでと決まっていて
それを超えると怒るとか…
聞いていて、息苦しさを感じる話が多いのです。
それでも彼女は持ち家があって、年金もちゃんとあって、子供が無事に独り立ちしていて
傍からは何も問題がないように見えるのは間違いありません。
だけどそんな話を聞くと、無い無いづくしとはいえ自由だけはある私としては
何とも言えない複雑な気持ちになるのです。