猫の遺品を自分で使う

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暑がりの私は、ハーフサイズのガーゼケットを掛けて寝ています。

これは今年の5月に虹の橋を渡った飼い猫が使っていた物で

オレンジ色で、沢山の猫の絵が描かれた物です。

 

洗った後、仕舞い込むつもりが、ちょうど季節の変わり目だったこともあり

そのまま自分で使うようになりました。

 

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猫のメインの寝床だった120cmの長座布団の上には、夏は畳んだガーゼケット

冬はハーフサイズの毛布を二つ折りにして敷いていました。

 

今でもこのオレンジ色を見ると、その上に白と黒の毛並みが

丸く乗っかっているのを思い出します。

 

そろそろ最低気温が10℃近くまで下がってきて、このケットを片付けて

掛け布団に替えなければならないけれど、名残惜しいです。

 

いつもシーズンオフになると、コロコロを使って毛を取り

ペットの布製品専用洗剤と香りのない柔軟剤を使って洗濯し

クローゼットにしまうのを、傍らで猫が複雑な表情で見ていました。

 

猫的には寝床に変化を加えられるのは本意ではなかったのでしょうが

季節には敵いません。

 

人と同じ布団では滅多に寝ない猫だったので、猫の布団の横に

自分の布団かマットレスを敷いて、添い寝していました。

 

しかし病気が末期になると、だんだんマットレスで

私にくっついて寝るようになり、別れの寸前には酸素ハウスから

出て来れなくなった猫。

 

酸素ハウスの中にもこのガーゼケットを畳んで敷き、愛用のクッションも入れて

私はハウスの横にマットレスを敷いて寝ました。

 

全てが終わって酸素ハウスを返却し、猫が使っていた物を少しずつ

洗って片付けたり、処分したりしてきたけれど

見ただけで猫の姿がクッキリと思い浮かぶものは捨てられず、手元に残しています。

 

本当ならすぐにでも、都市ガスで家賃の安い物件に引っ越した方がいいのでしょう。

でも、いざとなると環境を変えられません。

引っ越したら猫を置いて行ってしまうような気がして…

 

結局、部屋の模様替えもほとんどせず、同じ空気感のまま日々を送っているのです。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

 

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