寒い日が続きます。
出勤するときは手先足先がちくちくと痛むように寒いのに、帰りは汗だく。
効き過ぎた冷房の部屋にいる程度の感じです。
仕事で動くのと更年期障害で、気温の感覚が普通でなくなっています。
病室でゴミ箱を持ったまま転んでから、一日。
両ひざの茶色い痣は、見事に青痣に変化しました。
左ひざの方が痛いと思っていたのに、右ひざに別の赤痣が出現したり
腕にも小さな青痣や、擦り傷が見つかったり、腰が少し痛かったり…
大きな音がしただけあり、派手にあちこちぶつけていたようです。
このところ時間の短縮が課題だったので、はやる気持ちがあったのは否めません。
でも、さすがに懲りたので、今日は慎重に慎重を重ねてゴミの回収を済ませました。
病室の清掃の途中でS木さんと行き会って
「あれからどうだった?
痛いところがあったら、診察を受けなきゃダメだよ?
仕事中だから、労災が下りるからさ」
と言われました。
「ちょっと痣になりましたけど、大丈夫ですよ」
そう答えると、S木さんは
「その時は分からなくても、後になって(痛みが)くる場合はあるから。
一応会社にも転倒したのは言っておくからね」
と重ねて言ってきます。
そこまでの怪我ではないのに、会社に報告が行ったと聞いて少し焦ってしまい
「働けないくらいの怪我だったら、労災もらいますけど、そこまででは…」
と言いかけている途中で、S木さんが被せるように
「働けない怪我をしても、うちは治ったらまた働いてもらうからね!
心配しなくていいから!」
と言ってきました。
いやいや、もし働けないような怪我をしたら、治った後でも今のような運動量の多い仕事は
難しいのでは…
そう思ったけれど、S木さんの勢いの前に、口には出せませんでした。
思えば人の出入りが激しい職場だとは聞いていましたが…
私が聞いた話では、これまで辞めたのは
病院側から出入り禁止を食らった人と、いきなり来なくなって連絡もつかなくなった人。
そして、辞めたいと言ってから、実際に辞めるまで半年引き留められた人です。
何だかとんでもない職場に来てしまったような気がしますが…
とりあえず、身体が動くうちは、ここで働くしかなさそうです。