帰り道を濡らした雨も、午後には止んで、青空を見せました。
雨が熱を奪っていったのか、夜の空気は冷えています。
そんな週の始まり。
6月が半分、早足で過ぎていきました。
ちなみに、特別定額給付金の振り込みは、現時点ではまだ。
2カ月以上無職の期間があって、今月の給料はおそらく8日分しかないので
なかなか厳しいです。
札幌市のサイトでは申込書の返送から振込まで3週間が目安なので、17日までは
大人しく待っていますが…
自分のエリアの掃除を終えて休憩室に戻ってお茶を入れ、先に戻っていたM村さんに
「10万円来ました?
うち、まだなんですよね。
封筒が来て、すぐに手続きしたんだけど…」
と、話を向けてみました。
するとM村さんは
「私の方はどうなったのか、よくわからないなあ。
入ってても、うちの人の通帳だし」
と答えました。
定年退職した後、再就職しないで家に居る旦那さんの通帳へ…
「旦那さんはM村さんの分、ちゃんとくれそうですか?」
そう訊ねると
「さあ、有耶無耶にして、くれないんじゃないかなあ。
入ったらまとめて貯金するって言ってたけどね、どうだか…」
との返事でした。
確かに個人個人に振り込みをしていたら、手間も期間も今の数倍はかかるだろうし
現実的ではありません。
特別な配慮を要する方への対応として、DVを受けて避難中の人やその子供には
申し出手続きができるけれど、夫婦仲が醒めている程度ではそれも無理でしょう。
こんな風に、給付金を手に出来ない人は、身近にも案外いるような気がします。
気の毒だと思うけれど、それ以上何かしてあげるということもできず…
旦那さんの気が向いて、M村さんに給付金を渡してくれるといいな…などと
心の片隅で思うだけなのです。