今日は仕事を終えて昼食を摂ってから、恒例の眼科に行ってきました。
緑内障になってから、2カ月に1回視力検査、半年に1回視野検査を受けています。
今回は半年目で、どちらも受けることになっていました。
正直なところ、外が大雪なので、あまり行きたくなかったのですが…
予約を取り直しても、その時にまた悪天候かもしれないし
腹を括って出掛けました。
予約は2時。
念のため早めに家を出たら、1時半にはクリニックに到着です。
待合室の入り口で、フードや肩に付いた雪をコートごと脱いで
バサバサ払い、中に入りました。
やはり雪の土曜日に出掛けたくない人は多かったようで
待合室はガラガラです。
診察券と保険証を受付に出し、椅子に腰かけると、待ち構えたように
看護師さんがやって来て、額にかざす体温計で熱を測られました。
コロナ前は予約通りに行っても30分以上待つのは当たり前だったのが
予約より30分早くても、即、視力検査が始まりました。
視力は裸眼で
右…0.06
左…0.04
でした。
ここ数年ほとんど変わっていません。
ただ老眼が進んできたので、日常生活では物が見辛くなったように感じます。
その後は視野検査です。
片目ずつ機械を覗き、正面から視線を動かさずに、視野のどこかに小さい光が見えたら
手元のボタンを押します。
光の点はビーッ、ビーッ、というブザー音と共に数十回現れますが
それだけだと音に合わせて押してしまう人もいるため
音だけが鳴って、光らない時もランダムに混ぜられているとのこと。
私も気を付けてはいるのですが、音が鳴った勢いで、光ってなくても
ついボタンを押してしまうことが毎回1~2度はあります。
そのくらいなら誤差の範疇だと言われましたが…
その後、眼底の写真を撮り、ようやく先生の診察。
先生は眼圧を調べ、眼底や視野検査の結果の説明をします。
「ちょっと待ってください」
そう言うや否や、今回も眼圧を調べる前に逆まつ毛が見つかって、ピッと抜かれました。
まつ毛の毛周期が一致しているのか、毎回のように抜かれています。
私の逆まつ毛は、色素が無く埃のように細い物が1mmくらいの長さで
本来のまつ毛のラインより0.5mmくらい内側に生えるので
自分ではなかなか怖くて抜けないのですが…
先生は拡大鏡とプロ仕様のピンセットで、いつも見つけて1秒以内に抜いてしまいます。
それはともかく、麻酔の目薬を両目に差すと、眼圧測定用の機械を
直接目に押し当てて、圧を測定しました。
結果、眼圧は両目とも13で標準でした。
視野は前回とはほとんど変わっていませんでしたが、数年前からの視野の欠け具合の
図を順に見せられていくと、少しですが見えない部分が増えてきています。
眼圧を抑える目薬を使っているけれど、今後どれくらい視野の欠けを抑えていけるのか…
今はまだ日常に支障はないけれど、10年後、20年後を考えるとやはり不安です。
一生一人で生きると決めているけれど、どうやったら老後、人に迷惑を掛けずに
生きていられるか、考えていかなくてはなりません。
まだ時間はあります、今は。