コロナに感染すると味や匂いがしなくなると知ってから、食事中に味や風味に
意識を集中するようになりました。
今のところ異常はありませんが…
思えば独り暮らしになってから、食事中も他のことを考えたりすることが多く
意識して味わうことがほとんどありませんでした。
せっかくの食事、もう少し食べることを楽しんだ方がいいかもしれません。
昨日、元同僚のAさんと電話をして、いろいろ思うところがありました。
Aさんは40代独身ですが、自力で2LDKの中古マンションを購入しています。
ローンは月に6万円ほど。
でもそれとは別に、管理費や修繕積立金などで約2万円を払っているのです。
一般的に住居費は月収の1/3までが無難と言われています。
Aさんも本来の給料だったら、その範囲に収まっていたはずです。
けれど給料が20%カットになったせいで、収入の4割近くが住居関連で消えていきます。
これはかなり厳しいです。
この状況だとこれから景気が悪化していく最中、おそらく不動産の価格も下がるはず。
そうなるとマンションを売っても、手元に借金だけが残るので売れないとも話していました。
改めてローンを背負うことの重さ、身動きの取れなさをまざまざと感じます。
ただ、賃貸組の私も暢気に構えてはいられません。
今はまだ、いいのです。
でもいずれ60代を迎えた後は、借りられる物件がだんだん減っていくでしょう。
賃貸マンションの情報のサイトなどで、検索条件に『高齢者 歓迎』と入れると
出てくるマンションの数が一気に1/10に減ってしまいます。
そこに『保証人不要』の条件を加えると、検索結果に引っかかる物件はごくわずか。
一生働くつもりと言っても、歳を取れば収入はどんどん先細りになっていきます。
それに加えて、住むところも借りられないとなったら…
あまり考えないようにしていたことだけれど、最悪の場合、将来ホームレスになる
可能性もゼロではありません。
そうならないように自戒を込めて、1日も早く堅実な生活に戻れるようにしたいところです。