ひんやりした夜が続いています。
個人的に肌掛けよりも、ある程度の重さがある掛け布団が好きなので
これくらい涼しいほうがありがたいです。
照明をナツメ灯だけにして、黄色い光に染まった布団に、もうすぐ潜ります。
そういえば今の職場に戻ってから、同じ清掃のM村さんのことはときどき書いてきましたが
管理人のK山さんのことは、ほとんど書いていません。
毎日顔を会わせてるけれど、接点があまり無いのです。
出退勤する時に挨拶するのと、ゴミ捨ての作業の時に指示を受けたりするときに
少し会話するくらいでしょうか。
溝があるというわけじゃないけど、何となく距離がある感じ。
10年前の管理人さんは、積極的に話しかけてくる人だったので、その差に最初は戸惑いました。
M村さんによると以前からこういう感じだったそうで、私個人が嫌われている等では
なさそうなのですが…
思えば10年前の管理人さんは、昼休みに休憩室で弁当を食べていたので会話があったのです。
でも今のK山さんはマンション受付の狭いスペースでお昼を食べています。
受付には『休憩中』という札が立ててあるので、人が来ることななく
どこで食べても同じような気もするのですが。
それで今日、K山さんがコーヒーカップを持って休憩室にフラッと来たときに
「受付のところでご飯食べてて窮屈じゃないですか?」
と話しかけてみました。
すると
「いや、僕もね、休憩所でゴロゴロしたいんだけどねえ。
受付の傍にいないと、休憩中の札が出てても小窓を開けて首を突っ込んで
こっちを呼ぶ人がいるからねえ。
そういう時にすぐ出ないと苦情が来るから、会社から受付にいるように言われてて」
という返事が。
10年も時間が経つと、細かいところでいろいろ規則が変わっていて「えっ」と思うことも
しばしばありますが…
とりあえず避けられているような状態ではなくてよかったです。