昼食後の昼下がり。
筋肉痛で呻きながらソファマットでゴロゴロしていると、携帯に電話が…
S木さんです。
プライベートの時間に電話が掛かってくると、大体良くない予感しか
しないのですが、案の定…
「今日さあ、T中さんがワクチンの日だったんだけど、病院の方に
ワクチン確保出来なかったって言われて、延期になったのさ」
えっ⁉︎
確かに最近、ファイザー製のワクチンが無くなったという話は耳にしたことが
あったけれど、清掃のパートの接種は病院側から提案してきたことだし
医療関係者だから、別枠で確保してあるのかと思っていました。
「困るよねえ、うちもワクチンのアレがあるから、それに合わせて
皆のシフト組んであるのにさあ」
それだと来月2日の私のワクチンの方も無さそう…
「接種券に入ってた予診表も記入したのに、延期ですかね」
と答えると、S木さんは驚いたように答えました。
「えっ?違うよ?
私らは医療関係者だから、接種券とか無くても注射打てるよ」
どうやらあの券は、病院経由で来たものではなく、普通に役所の方から
順番に送られてきただけのようでした。
S木さんはちょっと考えてから
「多分60いってないと予約取れないとは思うけど、念のためそっちも
申し込んでみてもらえる?
こっちはこっちで病院と話するから」
そんな感じで、電話は一旦切れました。
私の方はネットで、市のワクチン接種の予約が出来るかどうか確かめてみると
やっぱり60歳以上でないと受け付けていないようでした。
せっかく来月には接種を終えて、患者さんに聞かれても
普通に「打ちましたよ」と答えられると思っていたのに…
ここにきての延期は、不安が長引くばかりで何ともスッキリしないものです。