仕事中に無の境地に辿り着く

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今日は3時間の残業の日。

出勤した朝5時半の気温は−6℃でした。

 

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午前10時半までは通常通りの仕事でしたが、残業の時間帯に入り

通りすがりの看護助手さんが

 

「今日、個室の患者さんが午前ギリギリで退院するので、お掃除お願いします」

 

と声を掛けてきました。

 

『午前ギリギリ』ということは、実際に退院するのは正午過ぎ。

そこから30分で掃除をしなければなりません。

 

残業の日の昼休みは11時半から12時50分。

その真ん中辺りが削られて、30分休んだら、30分仕事して、20分休憩という

落ち着かないスケジュールになります。

 

最初の30分休憩時間に入ると、持参した弁当を急いでかき込み

何もしない時間を15分ほど確保しました。

 

食べ終わってすぐ次の仕事に移ると、休んだ感じがせず

体力的に辛くなってしまうからです。

 

休憩中は守衛さんの椅子に座り、監視カメラで個室の患者さんが

退院するかどうかをこっそり見張ります。

個室のドアが開けっ放しになったら、退院完了。

 

中途半端に休憩した後は、院内の共用部分のゴミの回収です。

何気なくいつものコースを回って、ギョッとしました。

 

年末になったら大掃除を…となるのは一般家庭だけでは無いようで

どの部署に行っても、ゴミ箱に入りきらない量のゴミがどっさり。

 

回収するのも大変だけれど、ゴミを圧縮する作業をするのは、ゴミ庫の中です。

 

暖房も何も無い氷点下の倉庫で、半袖の制服着用で、大量のゴミを仕分けしていると

だんだん考えることが出来なくなって、頭の中が白くなってきます。

 

その前の作業中までは、仕事が嫌で嫌で仕方がなかったのに

そういうのも引っくるめて、感情が湧かなくなってくるのです。

無の境地に至ったような感覚でした。

 

作業中は何も思わなかったけれど、仕事を終えて自宅に帰ってから

もしかして、あの状態はヤバかったのでは…とハッとしました。

 

結局、今日は30分のサービス残業になったけれど

とりあえず、無事に家に帰れて良かったです。

 

いくら会社から防寒着が支給されず、私服のダウンジャケットを

清掃の仕事中に着るのが嫌でも

背に腹は変えられないものだと実感しました。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

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