家を出た時は雪が舞っていたのに、今は快晴。
本日を以て、清掃パートの通常業務の方は、お役御免となりました。
あとは23日の天皇誕生日に、祝日用の仕事の引き継ぎをしたら
完全に退職という形になります。
ここまで、本当に長かった…
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今日も早朝5時30分から、K東さんと2人で、いつものコースを周りました。
3週間も経つと、私から教えるようなことはほとんど無くなり
スムーズに仕事が進行していきます。
これなら後を任せても大丈夫でしょう。
途中で彼女がダスタークロスとモップだけを持って別行動になった合間に
明け渡す予定の道具カゴと細かい道具を、洗い場で丸洗いしました。
後は病室の掃除だけ。
K東さんと合流し、道具を持って廊下を移動していると
途中でもう1人の新人、N川さんが車椅子用のトイレの扉を開けて出て来ました。
「おはようございます」
と通り過ぎながら声を掛けると、N川さんは目を見開くようにして
何か喋っているようですが、声が聞こえてきません。
えっ?と思って振り返ると、彼女は肩で息をしている様子ですが
「大丈夫です、行ってください」
とこちらに手を軽く振り、小さい声で言いました。
N川さんは午前中4時間、午後3時間働く日勤に応募してきた人です。
清掃の日勤は、ただでさえ、かなり体力勝負の仕事。
しかも、ここは半日でも移動距離と階段移動のきつい、厄介な現場です。
今まで、日勤をするのは男の人しかいなかったのですが…
どういう経緯で女性が採用されたのかは分かりません。
でも、入って一週間。
相当疲れが溜まってきているのでは…
N川さんはかなり細身の人です。
前回の土曜日の午後の研修があった日の昼の休憩で、彼女の昼食は
板チョコ1枚でした。
もしかしたら…
N川さんは、リタイアするかもしれません。
そうなると、また求人募集をして、S木さんか課長さんが教育係として
居残るというパターンになってしまうかも…
私はもう23日以外に呼び出されることはないと思うのですが…
その時にN川さんがK東さんと一緒に研修を受けているかは
分からないとしか言えないようです。
でも、体力の無い人がここで無理に働いたりは絶対して欲しくありません。
時間内に収まらないような無理な作業を組んだり
どう考えても残業するしか無い仕事でも、残業代を出さなかったり…
ここのブラックぶりは、重々感じてきたことなので。
仕事の一番最後の日には、K東さんの方にも
「身体に不調が出たら、それが定着する前にすぐ辞めた方がいい」
というのだけは伝えておくつもりです。
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