病院で処方された薬。
上の一つは食前、残りは食後に服用します。
さて、昨日の続きです。
仕事関係の電話をかけ終わった後、一人きりの病室。
頭は動かせない、職は無くなるのダブルパンチですっかり意気消沈してしまい
先のことを考えてめそめそしているところを
巡回に来た看護師さんに見られてしまいました。
「どうかしました?どこか痛いですか?」
「いえ、何でもないです」
そう誤魔化したものの、そのとき私はどんな顔をしていたのか…
その日のうちに
「ナースステーションのすぐ隣の部屋が空いたので
そちらに移っていただきますね」
と、病室を移動させられました。
私が寝ているベッド以外の、棚と、テレビが乗った台にも
小さいタイヤが付いていて、家具丸ごとの引っ越しでした。
行き着いた先は6人部屋で、他のベッドは患者さんで埋まっています。
内心(前のほうが気楽だったかも)と思ったけれども、病院側の決定なので…
ナースステーションの傍というだけあって、同じ部屋の患者さんは
緊急性があったり、かなり病状が重そうな人ばかりで
お見舞いに来た人と話す内容も、ちょっと深刻な様子がうかがえます。
かたや私は無職で寝たきりの50代、だけど命には別状がありません。
到底幸せとは思えないけど、命あっての物種なんだろうか…
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