そしてリバウンドへ・・・

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(前の続きから)


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勤めて1年ほど経った頃でしょうか、
会社の経営がおもわしくなくなってきたのは。

年末に本社からお達しがあり、各支所1人ずつが
リストラされることになりました。

うちの支所ではもちろん、所長の御眼鏡に叶わない
私が社を去ることに。

ショックでした。

真面目に働いていたつもりでいたのに
無能な人間の烙印を押されたような気持ちと

30代コンビはともかく、他の同僚とは上手くいっていたので
彼等と縁が切れてしまう気がしたから・・・

とはいえ拒否のしようもなく最後の出勤日はすぐに訪れ
仕事の終わった後、送別会が開かれました。

最後の酒席で、私は初めてUさんと普通に会話を交わしました。
ほんのニ言、三言 でしたが、これが最後ということで
禍根を残さないような配慮があったんだろうと思います。

宴はごく普通の飲み会のように、和やかに静かに終わり
それぞれが帰途に。 

私は社内で一番遠くから電車で通っていたのですが
普段は車で通勤しているHさんとS美さんが
駅の構内まで一緒に来ました。

(お酒が入っているから、電車で帰るのかな? )

漠然とそう思っていると、S美さんの方が

「これで最後だし、黙っているのもどうかと思って。

あのね、私とHさん、ずっと付き合ってたの」

アルコールでぼんやりとした頭に氷水を浴びせられた気がしました。

Hさんが続けます。

「何度もくるちゃんに言おうと思ってたけど、つい言いそびれて」

私は混乱した頭の中を大急ぎでまとめても

「そうなんだ、全然気が付かなかった」
「今までありがとう、皆にもよろしくね」 

これだけ言うのがやっとでした。

そこへすぐ最終列車が来たので急いで乗り
走り出した電車の窓から振り返るように外を見ると

2人が寄り添いながら遠ざかる姿が見えます。

前を向いて座り直し、空いた座席が並んでいるのを眺めているうちに
目の前が熱く揺らいで、涙が出そうになりましたが、堪えました。

妹のように接してもらっていたけど
別に、互いに気のあるような素振りがあったわけじゃない。

こんなの失恋でもなんでもない。

「失恋」という単語が自然に浮かんで驚いたけれど、でも違う。

私は職場を失って、不安になっているだけ・・・

何度もそう繰り返しながら、帰路に着きました。

無職になった後、2カ月ほどして、私は職業訓練校に入校。

会社を辞める前、呆然としている私に、姉御肌のY子さんが勧めてくれていたのです。

そこは家からも近く、失業保険をもらいながら
朝9時から夕方4時まで1年間通いました。

入った科には女性が多く、のんびり勉強しながら過ごしていたら
体重が5Kg戻って・・・

ここからダイエットしてはリバウンド、そんなパターンを

何度も何度も何度も何度も・・・繰り返すことになるのでした。

この話は今回で終わりです。
長々と思い出を語ってしまってすみません。 
御精読ありがとうございました。

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■昨日食べたものと今朝の体重■

【ブランチ】
・冷凍ピザ
・コカコーラゼロ 1杯

【おやつ】
・サンスネーク 1個

【夜】
・ご飯 茶碗1杯
・茶碗蒸し
・梅干し
・肉じゃが

【飲み物】
・水出し麦茶
・いろはす

【体重】
77.8kg (スタート時79.6kg)

【体脂肪】
44.1% (スタート時46.1%)

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