在宅介護の人には頭が下がる

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今日は特に大きなトラブルはなく、一日が終わりました。

波乱は無くても力仕事には変わりがなく

我が家に帰ったら、もう一歩も動きたくないくらいヘトヘト。

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帰宅後、『ビフォー&アフター』で、祖母と父親のために、ずっと独身で

介護をしてきたアラフィフの双子姉妹の家のリフォームを見ていました。

仕事をしながら2人交代で介護を続けていたそう。

私はこうして家に帰ってしまえば介護から解放されますが

これが自宅で家族を看ていたとしたら…耐えられなかったかも。

うちは両親が共に70歳5ヶ月で亡くなっています。

弟たちは

「親父があの世で1人で寂しくて居られなくなって

自分と同じ寿命になるのを待って、母親を連れて行ったんじゃないか」

などと言っていますが…

父は母が付き添っていたため、私がしたのは母が入院して亡くなる迄

毎日病院で付き添いをしたくらい。

最初は普通だった母が、抗がん剤の影響で知覚が変わってきて

痴呆症のようになり、だんだんと普通のことが出来なくなっていって。

たった2カ月、それでも傍にいるのがとても辛かった。

完全看護で世話はそれほどしてなくても

自分の親が弱り衰えていく様を見続けるのがきつかったですね。

これが何年も、十何年も続いて、世話も全部自分だけでしていたら

すぐに参っていたでしょう…

自宅で年老いた家族を看ている方々の体力・精神力には

本当に頭が下がるばかり。

でももし辛くなったら、周囲の人や施設に頼るという手もあるので

無理だけはしないようにして欲しいと思っています。

 

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*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
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