昨年版の資格の参考書を読みながら、時折眼鏡を上にあげては
顔を本に近付ける、を繰り返しています。
視力が衰える兆候が出たのは、42~3歳の頃だったと思います。
最初に自覚したのは、老眼によくある「小さい文字が読み辛くなる」
症状ではありませんでした。
夜、くつろぎながら、のんびりテレビを見ていたときのこと。
確か映画だったと思います。
画面全体がゆっくり右から左にスクロールした時に一瞬、異様な感じがしました。
頭がくらっとするような感じがして、目線が画面に付いていけません。
動体視力が落ちていたのです。
老眼は水晶体の厚さを調節する毛様体が上手く動かなくなって
起こるものですが、眼筋そのものの働きも低下するので
動体視力も落ちていきます。
それから画面の動きを追えない時は、視線を外すようにしていたのですが
その後はお定まりのように、小さい文字がどんどん見辛くなってきて…
病気ではない、誰でもいずれ通る道なので仕方がありませんが
年齢を重ねてからの勉強には、記憶力の低下もさることながら
老眼もそれなりに足枷になるものですね。
その分やる気を一層振るわなければ、と教本のぺージをめくろうとすれば
指が乾燥して上手くめくれず、苦笑しながら指をこすり合わせるのでした。
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