前に会ったのが去年の春くらいでしょうか。
けっこう久々です。
私の方は3時から仕事があるので、2時間程度しか時間が取れませんでしたが
2時間いられて何でもあるからということで、ブッフェ形式のレストランへ。
1人だとこういうバイキング形式のところに入る機会はまずないので
それだけでちょっとテンションが上がりました。
1年振りに会ったAさんは、1年経ってもほとんど容貌が変わってません。
かたや私の方はここ数年で、坂を転げ落ちるような感じ。
さすがに親子まではいかないけれど、叔母と姪くらいには見られそうでした。
たまにLINEで連絡を取っているので、目新しい話題は少なかったけれど
同じ話でも文字だけなのと、表情と声と身振り手振りがあるのでは、全然違います。
Aさんは今も前の会社に勤めていますが、私がSOHOを辞める前に会社で幅を利かせていた
若手の男子社員が、3月末に退社して独立したというのはその直後に知らされていました。
その人はベテラン勢の女子社員と折り合いの悪い人だったので
Aさんが力を抜いたような笑顔になり、溜息としゃべってるのが半々くらいの調子で言う
「いや~、もう、今は会社の居心地がすごくいい。天国」
というセリフが、とにかく実感に溢れ返っています。
それだけが理由じゃないとは言っていましたが、完全におひとり様になる決意を
固めてしまったようで
「何回も断ってたら、もう誰も(結婚相手の)紹介話、持ってこなくなったよ」
と、吹っ切れた笑顔で語りました。
まあ、正社員で定年まで勤められるなら、無理矢理相手を探してまで結婚しなくても
全然かまわない気がします。
40代に入ったら子どもを持つのも大変だろうし、介護問題も目の前なので…
それを考えると、私は伯母に何度も結婚話を持ってこられたけど、私に生活力がなくて
相当頼りなく、不安定に見えたからなんだろうなあ…と、少し反省しました。
といっても、無碍に断るのではなく、もう少し優しくお断りすればよかった…
程度なのですが。