いつも隣のレジで働いているのですが、お客さんが途切れたときなどに
よく話しかけられます。
その人は自宅介護で、祖父母の面倒をお母さんと交代で看ていて
高校を卒業してからずっとフリーターだったそうです。
先日、寸志をもらったとき、そのパートさんが
「一度ちゃんとしたボーナスをもらってみたいけど
吹けば飛ぶような仕事しかしてないからしょうがない」
というような意味のことを言いました。
(何もそこまで卑下しなくても)と思ったけれど
自分の意志じゃないのに、一度も正社員で働いていないというのが
それだけ引け目になっているのかな…という気もします。
それを言ったら私の今している仕事は、どれもこれも吹けば飛ぶようなものばかり。
でも自力で働いて己の食い扶持を稼いでいるのだから
誰にとやかく言われるようなことはないはずです。
でもそれは私が50代バツイチの、一通り失敗したおばさんだから言えることであって
まだ若いと、本当だったらあるはずの可能性を生かせないのが辛いというか
納得できないんだろうな…とも思います。
いつか彼女が寸志でなくボーナスをもらえる状況になるといいのですが。
*『毎日が発見ネット』様の体験記コーナーで連載中。
第1土曜日の夜8時台に更新予定です。
最新版は5月3日に更新されました。

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