遠くに聞こえるカラスの声。
それからカモメの声。
あまり眠れてないけれど、休日だからいいかと思いつつ、このあと
目覚ましの蛍光塗料の数字が浮かび上がる寝室に向かいます。
スポンサーリンク
何だかんだで、もう夜明け。
昨日、在宅の仕事を無難にこなし、さあ夕食を食べようか、というところで
猫が変な声を出し始めました。
どうやら毛繕いで出来た毛玉が、胃に溜まっていた様子。
慌ててティッシュを箱ごと抱え、クリアファイルを猫の前に差し出しました。
いつからか、うちではクリアファイルをそういう用途に使うようになっています。
おかげで後始末はかなり楽とはいえ、私が自宅にいる時にしか使えない方法ですが…
その後もそれを何度か繰り返し、気が付いたらこの時間。
夜明け前に何とか落ち着きました。
普通は猫の換毛期は春ですが、こちらでは冬が長いせいか、最近毛が大量に抜けるようです。
できれば抜け毛ブラシを使いたいところですが、ブラシを見ただけでシャーシャー
怒りまくってブラッシングをさせません。
以前はそこまででもなかったのに、猫も年を取ると頑固になるのでしょうか。
ペットと一緒にいると、本来だったらしなくていい苦労も増えるものです。
時間も手間もお金も持って行かれます。
それを乗り越えるだけの癒しを与えられる。
ただその一点が、全てを包み込んで許すから、一緒にいられるのですが…
この生活が、長くてもあと数年で終わることを考えると、たまらない気持ちになります。
しかし1人、取り残される日は確実に来るのです。
心構えだけはいつもしておいて、悔いのない日々を送りたい、送らせたい。
ともかく状況は落ち着いたので、これから一旦寝ます。
今日一日で、睡眠のリズムを取り戻さねば。