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急にキレるお子様

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今週は在宅の仕事があったので、ほっと胸をなで下ろしています。

しかし連日勤務時間のズレや残業があって疲れているせいか、作業スピードは若干遅め。

このあと食事をしたら、もう少し集中します。

 

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昨日も1時間の残業。

30日と1日はもともと人が足りなくて、忙しいとは言われていましたが

まあ、電話の途切れないことと言ったら…自分の限界一杯まで電話対応をしました。

 

電話の音量のコンディションは中くらいで、大半はそこそこ聞こえ、たまに小さめに聞こえる

通話もあるかな?くらいです。

 

この2日間で今までと違ったのは、子どものお客さんが電話を掛けてくるパターンが

たまにあったこと。

これまでは小学生以下と思われるお客さんからの電話を取ったことはありませんでした。

 

どうやらクリスマスシーズンを控えて、親御さんが経験のため(?)お子さん自身に電話で

問い合わせをさせたりするケースがあるようなのです。

『はじめてのおつかい』の電話バージョンみたいな感じで。

 

ほとんどのお子さんは、おずおずと話をして、礼儀正しく大人しい感じでした。

こちらの質問にもキチンと答えるか、分からなければ普通に分からないと答え

下手な大人のお客さんより、ずっと対応しやすかったのです。

 

そんな中、ある電話を取ったのですが…

そのお客さんは、もうひたすら聞き取れないスピードで、まくしたててきました。

おそらくどこかの訛りもあったようです。

 

元々こちらも聞き取りは下手ですが、音量が普通なのに、単語のひとつも聞き取れない電話は

滅多にありません。

 

「お客様、申し訳ありません、もう一度、ゆっくりお願いしてよろしいですか?」

話を途中で遮る形でそう挟むと、そのお客さんはいきなり

「はあ!? なんで聞こえないのっ!!」

と金切り声を上げたのです。

それだけはハッキリと聞き取れました。

 

慌てて「お客様、少々お待ちくださいませ」と保留にして、SVさんを呼んだのですが…

その時たまたま手が空いていたのは、おそらく私を嫌っているであろうLさんでした。

 

でも仕事中だし非常時なので、そんなことには構っていられません。

Lさんに訛りがあることや早口で聞き取れないことなど事情を話し、一緒に話を

聞いてもらうことになりました。

そして保留ボタンを解除すると…

 

普通に落ち着いて話をする大人の女性の声がします。

訛りは多少あるようですが、余裕で聞き取れるし、話も通じます。

 

混乱していると通話の遠くの方に、高いトーンでわめくような声が聞こえてきました。

保留する前に話していたのは、どうやらこのお客さんのお子さんだったようです。

 

一応電話の用件は無事に終わったのですが、Lさんは

(こんなんでわざわざ呼んだの…?)となっているのが分かって気まずいし

忙しい中で疲れが一層、重くのしかかってくるような出来事でした。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました



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