朝、いつも通りに出勤すると、いつものガタイのいい守衛さんの他に
細身で背の高いスーツ姿の年配の男性が、折りたたみ椅子に座っていました。
3畳間の守衛室は、あっという間に満員です。
ああ、今週残業が無かったのは、新しい守衛さんが来て
S木さんと課長さんが守衛をしなくて良くなったからなんだな…
そんなことを思いながら、2人と挨拶を交わしました。
コロナ禍で皆がマスクをするようになってから、出会う人、出会う人、皆
顔の印象が残りません。
しかし新しい守衛さんは、他の守衛さん達より多少若いようで
70歳前後に見えます。
ここの職場は覚えることが多くて結構大変なので、少しでも若い人が
来てくれるとありがたいのです。
しかし、まだまだ安心はできません。
採用後の1週間以内に辞めていった人を、これまで何人見送ったことか。
私自身まだ勤め始めて1年経っていないのに…
それでも守衛の仕事は以前に比べ、募集をすれば応募がそれなりにあると
先日、S木さんが言っていました。
そして清掃の方は、ちっとも応募が無いとも。
最低でも、コロナ禍が終わるまではこの状況が続くようです。
個人的には、ここの仕事を辞めたい気持ちは、まだありますが…
でも、今辞めたら次の人が本当に来ません。
もうしばらく…少なくともコロナの件がある程度落ち着くまでは
ここで頑張っていこうと思っています。
それまでは在宅で出来ることを増やしていくつもりです。