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わかりやすく面倒臭い人間関係

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昨日は雪こそちらついていたけれど、比較的過ごし易い気温の一日でした(北海道比)。

あと3週間もすれば積もった雪も片付き始め、安心して歩ける街並みが戻るはず。

それまで無事に過ごすことを考えながら、今日も仕事に出かけます。

 

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昨日、終業時間をオーバーしながらも何とか仕事を終え、休憩室に向かったときのこと。

休憩室のドアからは、ちょうどY崎さんが出て来たところでした。

 

私が

「お疲れ様です」

と声を掛けると、Y崎さんも

「お疲れ~」

と応えたのですが…

 

その瞬間、Y崎さんが部屋の中に向かって視線を流し、目配せをするような反応を

こちらにして見せたのです。

 

何だろうと思いながら、そのまま入れ替わるように休憩室に入ると

S木さんとT中さんがいました。

 

S木さんは入口の傍の守衛さん用の椅子に座り、T中さんは対角線上の

一番離れたところで、床に体育座りをしています。

 

その場に流れる雰囲気が、まあ何と言うか…

空気をあまり読めない私でもすぐに分かる、剣呑なものでした。

 

(また、ぶつかったのか…)

私もY崎さんのようにさっさと退散しようと、ロッカーを開けると

S木さんがどんどん私だけに話しかけてきます。

 

「仕事には慣れた?」

「猫ちゃんはどう?」

 

できるだけ平静を装って手短に答えましたが、そのやり取りの間、T中さんは無言です。

 

S木さんが、私とS木さんしかやっていない仕事のことを話題に出したとき、T中さんは

「お疲れ様!」

と普段より大きい声で遮るように言った後、怒りのオーラをまき散らしながら

部屋を出て行きました。

 

その直後、こちらも出勤簿に退勤時間を書き込み、印鑑を押し終えたところだったので

「お疲れ様でした」

と休憩室を後にしたけれど…

 

もしかしたら、険悪になった理由をS木さんに聞くべきだったのかもしれません。

でも、そこで深入りすると、あとあと面倒なことになりそうな気がして

そのまま帰ってきました。

 

片手で数えられるような人数しかいないのに、派閥だの何だのがある職場は

望んでいないのです。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました

 

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