暖かくなってきたと思えば、いきなり吹雪に変わる午後。
まだまだ気を抜けない2月です。
また新しい雪を被った外の景色に、溜息がもれます。
昨日はT中さんに祝日の仕事を教わりました。
最近は休憩室でも無表情で、ほとんど言葉を発しなかったT中さんでしたが
久々に1対1で接するT中さんは普通に機嫌が良く、冗談交じりに会話をしながら
教えてくれたので、そこは安心しました。
ただ、教わった内容が想像以上にS木さんとあまりにも違っているので、どうしたものか…
例えば使用後の注射器などが入ったゴミ袋を集める時は
S木さんだと、絶対に袋の中には触れず、ゴミの量が少ない時は袋をゴミ箱から外して
他の袋に逆さにして入れると教わったのです。
でもT中さんは「中身が少なければいい」と普通に手を突っ込んで
他の袋に移し替えたりしました。
S木さんには地下1階のゴミは集めないと教わっていたのに、T中さんは集めているし
「ゴミが予想外に多い」と言っては、台車をを持ちだしてエレベーターで捨てに行ったり…
床を科学雑巾のモップで拭くときも、S木さんは隅を重点的にやる形だったのが
T中さんは「壁にモップが当たって音を立てたくないから」と、隅の方を拭きません。
洗面所の流しに黒カビを作った犯人は、T中さんではなくY崎さんだったようですが…
最後の医局もS木さんの時はメインの部屋のゴミの回収とシーツの交換などだけだったのに
T中さんは全ての部屋のゴミを回収し、トイレと風呂、流し台の掃除までしていきました。
S木さんには4時間で終わる仕事だと言われていたのが、T中さんと2人がかりで
4時間半かかってしまったし…
「人によってやり方に差がある」どころか、やる範囲も方法もかなり違っています。
多分10年職場にいるS木さんの方が従来のやり方で、勤めて8か月のT中さんが
以前の職場からの流儀を変えていないのでしょう。
これで研修を受けたと言っていいのかどうか…
なんだか2つのやり方がごちゃ混ぜになりそうで、正直混乱しています。
3月の祝日にも4回目の研修があるはずですが、その日は土曜日。
土曜日対応になるのか、祝日対応になるのかも分からないし、S木さんとT中さんの
どちらが教えてくれるのかもまだ決まっていません。
どうすべきかは、3月半ばまで待つしかなさそうです。