洗面所の蛇口に手を差し出して、蛇口をひねったら
ヒヤッと冷たさが駆け抜けました。
秋も中盤に差し掛かる朝。
温水に切り替えるのも久し振りです。
今、苦手な入院患者さんが1人います。
入院中の患者さんとは、1回の清掃でせいぜい3分から5分しか関わらないのに
それでも相性の良し悪しが発生するものです。
こちらが「ゴミの回収です」とか
「お掃除入りますがよろしいですか」などと声をかけると
●「どうぞ」とか「お願いします」と返事を返してくれる患者さんが60%
●寝ていて無言の患者さんが39%
●「しなくていいです」と拒否する患者さんが0.8%
●舌打ちしたり、嫌そうに反対側に寝返りを打ったりする人が0.2%
くらいの割合で、それぞれの反応が返ってきます。
問題の患者さんは30代くらいの女性ですが、4番目でした。
男の人には、これまでもたまにいたけれど、女の人では初遭遇です。
仕事なので、どなたにも毎日声を掛けるのですが
4番目があると、まあ、ちょっとずつ心が削られます。
『仕事』と思えば気持ちに蓋を出来るけれど
避けて通る訳にもいかないのも『仕事』です。
でも舌打ち派より、感謝の言葉を返してくれる患者さんの方が
何百倍もいる事実を思えば、やる気も出ます。
日々、いろんなことで仕事を辞めたいと思っていても
結局続けていられるのは、そういうことなのです。
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