昨日のことです。
前日に歯の治療をしてから、何もかもやる気が起きないまま、朝を迎えました。
空腹感が全然ないけど、何か胃に入れておこうと
買ったまま飲んでいなかったマンゴー味のプロテインを
牛乳に溶かして飲んで、職場に出かけました。
職場に着いて、着替えた後、真っ直ぐ所長のところに行って、言いました。
「すみません、どうしても体調がすぐれず
続けていける自信がないので
辞めさせて下さい」
所長は
「あーーーーーーー」
と、深いため息と声が混じったような声を出して
「まあねえ、そういう話は聞こえてきてたけどねえ
最初にすぐ辞めないように言ったでしょう、その前提で正職員にもしたのにねえ
まあ仕方がないけどさあ」
そのあと所長はどこかに行ってしまって、始業の少し前にまた
私のところに来て
「いつまで来れる?」
そう訊ねてきました。
仕事を辞める時は1カ月前に申告して
残りの1カ月を勤め上げて辞めるものだと思っていたのですが
かなり気持ちが萎えていたので、今月の締めの20日までと、答えると
「分かった」
と言いながら、また建物の奥の方に消えていきました。
所長の後ろ姿を見つめながら、頭の中で
(とうとうここを辞めるんだ、終わりなんだ)と実感して
ホッとする気持ちと、少し後悔する気持ちが、行き来します。
でも、もう、仕方がない。
頑張ってきたつもりだったけど、ダメだった。ダメだったんだ。
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